2023年10月15日日曜日

近づきたいと思うだけで

 

 キリスト教は敷居が高いと思われる方も少なからずおられるのではないでしょうか。その原因の一つに、キリスト教という宗教が日本ではあまり知られていないということを挙げることができるかもしれません。よくわからないから近づきがたいということは確かにあります。
 そのようなよくわからなさが誤解を生むことがあります。たとえば、私は牧師ですので、キリスト教を伝える宣教活動をしていますが、その中で時折、「わたしは、教会に行くような立派な人間ではありません」など言われることがあります。どうやらキリスト教を信じるためには、何かきちんとした、清い生活をしていなければならないというイメージをもっておられる方がおられるようです。
 しかし、キリスト教は、何かしっかりとした、きちんとした生活をしている人、まじめな人が信じるものではありません。確かに、教会に来ておられる方の多くは、まじめでしっかりした方が多いように思います。
 しかし、そのような方々も、初めからまじめて、しっかりとした立派な方であったかというと必ずしもそうとは言えません。神様を信じて生きて行く中で、自然とその用に代わっていったのです。だから、みんながみんな、初めからまじめで立派だったというわけではないのです。
 神様は人間を選り好みしません。神様はすべての人を愛し、すべての人を受け入れ、導こうとするお方であり、すべての人を捜し求めているのです。もちろん、神様は「あなた」を愛し、「あなた」を捜し求めているのです。だから、私たちが、神様に近づいて行くならば、神様はあなたを喜んで迎え入れてくださるのです。
 そのことを、岩本遠億牧師は「近づきたいと思うだけで」という二分ちょっとの短いメッセージで的確に話しています。そのメッセージは下記のアドレスをクリックしてくださり、新しく開かれた頁で▶のマークを再度クリックすれば聴くことができます。なお、この岩本牧師のショートメッセージは、岩本牧師の著書『366日、元気の出る聖書の言葉』にあるものを音声にしてお伝えしているものですが、岩本牧師の御許可をいただいてここに転載しています。

https://podcasters.spotify.com/pod/show/genki-seisho/episodes/ep-e2aj2b3?fbclid=IwAR3wU_uzcRr78wfWPl1sGhohxCh5Ob7tEaxin3g0MJr_r9-9zgaLGaHyQ5k

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