2023年11月28日火曜日

外側の罪がもたらす試練の苦しみ

 「わたしたち」の人生には痛みや苦しみが訪れる時があります。それらの痛みや苦しみが決して神から来るものではないと確信しています。それは「わたしたち」の外側からくるものであり、「わたしたち」の外側にある罪がもたらすものです。

 「わたしたち」は、「わたしたち」が痛みや苦しみを伴う試練に会うとき、自分の内側に何か問題があったのではないか、自分が悪かったのではないかと自分を責めることがあります。しかし、自分を責める必要はありません。それはわたしたちの外側にあるのです。むしろ「わたしたち」人間の内側は善に満ちています。しかし、この世界を支配している罪と死の力が、ときに「わたしたち」内側にある善を覆い隠し、互いに傷つけあい、苦しめるような辛い出来事をおこすのです。それは、「この世」という世界が、神の存在を覆い隠し、あたかも神様などいないと「わたしたち」に「教え込む」ためです。ですから、やはり原因は「わたしたち」の外側にあるのです。
 罪と死の力、それは痛みや苦しみを伴う試練を通して、「わたしたち」に神はいないと思い込ませようとします。こんな試練があるならば、神などいないとわたしたちの心にささやくのです。しかし、それでも神様はいらっしゃります。神様は実在するのです。
 この実在する神は、「わたしたち」の人生に訪れる痛みや苦しみを見過ごしておられる方ではありません。むしろ、その試練を通して、そこにある痛みや苦しみの経験を無駄にせず、「わたしたち」を一歩前へと押し出してくれるのです。それは、罪と死の力が必死になって隠そうとして「わたしたち」の内側にある善を覆いを、神様が一枚一枚剥がしてくださる作業です。そのように、本来あるべきではない、あるべきではない試練がもたらされても、その試練さえを用いて「わたしたち」をより善いものにしてくださり、より善いものをもたらそうとしておられるのです。神様は災いをも良きものへとしてくださるお方です。ですから、「わたしたち」は試練がもたらす苦しみや痛みを通しても、成長し、前の向かって進んでいくことができるのです。
 そのことを、私の友人の岩本遠億牧師は「痛みは私たちを前進させる」という4分弱の短いメッセージで語っています。そのメッセージは下記のアドレスをクリックし、岩本牧師の「366日元気の出る聖書の言葉」というホームページに行き「痛みは私たちを前進させる」というタイトルをクリックすれば聴くことができます。
 
https://podcasters.spotify.com/pod/show/genki-seisho/episodes/ep-e2cfd9v?fbclid=IwAR0VA86tt5bD2reQQK_5hW2efxjRJAQ1CY1GXU_zitFmne4PUT6X_NTHWOE

このアドレスにあるこのメッセージは、岩本牧師の著書『366日、元気の出る聖書の言葉』にあるものを音声にしてお伝えしているものです。そのアドレスを岩本牧師の御許可をいただいてリンクし転載しています

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