2023年11月17日金曜日

人生という大事業

 失敗するより成功する方が良い。誰でも思うことです。

私は、キリスト教会で行う様々な催し物に参加してきました。それは一つの教会で行う催し物である時もあり、多くの教会が集まり、互いに助け合い協力し合って行うもよし物であったりします。当然、その催し物を成功させたいと思い計画を進めていきます。
 そんな時、同じような催し物を行った事例があるならば、その催し物を行った人たちに話を聞くことがあります。その時に、必ず質問するのは、「どのような所に問題があり、うまくいかなかった点は、どのようなものか」ということです。うまくいったことを聴くのではなく失敗してことを聴くのです。なぜならば、失敗した事例の中に本当に学ばなければならない大切なことがあるからです。
 人間は、失敗をしたときに、そこに本当に学ばなければならないことを学び、本当に大切なことが何であるかを知るのです。
「わたしたち」人間は、人生の中で失敗をしたときに学ぶ大切なことは何か。それはまず第一に、自分の弱さを知るという事です。自分は何でもできるわけではない、自分にはできないこともあるのだという自分の弱さを学ぶことが大切なのです。そして謙虚になることです。謙虚になって、自分の限界をみとめ、自分を超えるより大きな力を持つ存在に頼るという事を知ることが大切なのです。
 自分の弱さを知り、人に頼るということは、できるようでできない者です。でも、この謙虚さを学ぶことなくして、人生という大事業を成功に終わらせることはできません。人生の成功は、お金を多く儲け、多くの富を得たとか、多くの恵まれた人間関係を手に入れたという事ではありません。確かにそういったことも成功と言えないわけでもありませんが、必ずしも多くのお金を儲け、多くの富を気付いた人が、人生という大事業に成功したとは言えないのです。人生という大事業の中で、どんなに富を築いても、死という現実を乗り越える力を手に入れることはできないからです。お金によって死を少しばかり先送りにすることはできるかもしれません。しかし、お金によって死を乗り越えることはできないのです。
 「わたしたち」人間は、死という現実の前には無力です。死という大きな壁を乗り越える力を持たない弱い存在でしかありません。だからこそ、その弱さを知って、「わたしたち」が決して乗り越えることのできない死という現実を乗り越えさせてくださる、より大きな存在である神様というお方に頼るという事を学ばなければならないのです。
 その神様はイエス・キリスト様を死から蘇らされました。死という現実を乗り越える力を持っていることをお示しになられたのです。神様を信じ、神様によりたのむものは「たとえ死んでも蘇る」のです。この希望が、神様を信じ、神様により頼む者には与えられているのです。
 それは死という出来事だけのことではありません。神様は、「あなた」が「あなた」の人生という大事業の中で、「あなた」が弱さの中にある時の助けであり、「あなた」の弱さの中に現れてくださいます。本当に大切なことは、この神様というお方を信頼し、「あなた」に人生にこの神様を信じ迎え入れ、この神様というお方に頼る心なのです。
 人生の歩みの中で成功を握る秘訣は、自分の弱さを知り、神というお方に頼ること、そのことを私の友人である岩本遠億牧師が、「成功の鍵を握るのは?」という4分弱の短いメッセージで語っています。岩本牧師のご了解を得て、そのショートメッセージが語られているアドレスを警戒しました。お聞きになりたい方はそのアドレスをクリックし、更に▶マークをクリックしてください。

https://podcasters.spotify.com/pod/show/genki-seisho/episodes/ep-e2c0s8e?fbclid=IwAR1lmtdSpNvlyPkiTW4S_rWJ2onG8fFwR6cponvQlIfam76S67qKFrRiR4Y

0 件のコメント:

コメントを投稿