人間の人生は、時を刻みながら変化していきます。それこそ、心と体とか気が付かないうちに成長していくのです。もちろん、その在り方は人それぞれですし、ひとり一人の存在の在り方は違っています。しかし、ひとり一人がその人の人生を歩いているのです。しかし、その歩みは必ずしも思うようにいかない時もあります。実際、私たちは正しい方向に向かって歩いているのかどうかもわからないのです。
18世紀のヨーロッパに啓蒙主義という考え方が起こってきました。人間は知性を持つ存在であり、その知性をもって世界の様々を知り、理解できるというものです。そしてその延長戦上に、様々なことを知る理解することでより発展した良い社会をつくることができると言う一種の進化思想が私たちの中に刷り込まれてきました。
実際、医療や科学の発展は、私たち人間に様々な良いものをもたらしましたが、しかし同時に、二つの大きな世界大戦は、私たち人間がどんなに知性的な存在であっても、正しく歩めない者であるということを明らかにしました。知性で考えれば戦争など良くないことだという個とは誰でもわかることだからです。また、科学の発展は産業社会に有益に用いられ多く用いられるようになりましたが、反面で自然破壊や環境問題などの地球規模の問題を引き起こしました。それを何とかしなければならないとわかっているのですが、経済の問題、つまりお金儲けが絡んでくると、そんな問題意識など吹っ飛んでしまうのです。
これが、私たちの現実です。そしてそのような現実は世界が闇に覆われているからで、その闇の中で、私たちはどう生きたらよいかわからなくなってしまっているのです。
暗闇の中を歩くために必要なものは光です。そして、この世の中を時々刻々過ぎてゆく時の流れの中で生きて行くために、足元を、そして未来を照らす光が必要です。神は、その光としてイエス・キリスト様というお方をこの世界に送ってくださいました。だから聖書は、イエス・キリスト様のことを「世の光」というのです。
この「世の光」に照らされるとき、私たちは私たちの人生を生きる力を与えられ、歩む道を見いだします。その歩むべき道とはイエス・キリスト様に倣って生きるということです。このイエス・キリスト様に倣って生きるという道を歩むとき、私たちは必ず、神の愛と恵みへとたどり着くことができるのです。
そのことを、私の友人である岩本遠億牧師が「ソーラー時計」という3分程度の短いメッセージで伝えてくれています。そのメッセージは下記のアドレスで聴くことができます。アドレスをクリックし、あたらしく開かれたページにある▶マークをクリックしてください。そうすれば、聴くことができます。
https://podcasters.spotify.com/pod/show/genki-seisho/episodes/ep-e2aulh9?fbclid=IwAR15gEv18YN2OLgcF6XNU3bEOyxkh8lR-1ZjNUicO3WBaHJcMKuIdsHyrOA
この岩本牧師のショートメッセージは、岩本牧師の著書『366日、元気の出る聖書の言葉』にあるものを音声にしてお伝えしているものですが、岩本牧師の御許可をいただいて転載したものです。
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